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2009年8月7日金曜日

”企業研究所そのものが社会的イノベーションだった。”

 
1900年、創業から8年目を迎えたGE(米ゼネラル・エレクトリック社)が全米で初めて企業内研究所を設置した。

当初は研究者シュタインメッツ家の裏庭にあった納屋を利用し、たった3人からスタートしたこの研究所、1908年にはタングステン・フィラメントの開発に成功し、GEの創設者エジソンが発明した白熱灯に圧倒的な耐久性をもたらした。

同研究所の設置は「市場が希望する性能を追い求める」という目的から始まっている。決して技術の押し売りをするのではなく、顧客志向を全うするための技術であった点こそが、GEの市場地位を確実なものにしたのだろう。

マーケティングとイノベーションは同時進行させなければならない。

参考文献
日本ゼネラル・エレクトリック(GE)株式会社:研究開発の伝統
Wikipedia:白熱電球

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