ベンチャーのトップは、財務に無関心な事が多いのではないだろうか。
事業拡大を焦るあまり、急激な人の採用や教育、事務所の移転、PR活動、経験のない事業への進出等々、キャッシュフローの悪化を招く様な活動が増えてしまう。しかし、そうした状況でも右脳型リーダー(クリエイター、技術者、芸術家等)が財務状況に注意を払わず暴走してしまうというのはよく見る光景だ。
”マーケティング界のドラッカー”と称される故セオドア・レビット氏(元ハーバードビジネススクール教授)は、「どのようなタイプのビジネスであろうと、『財務(金)』と『マーケティング(顧客)』が二大活動なのです。」と説いている。
若干、乱暴な印象を受けるこの言葉だが、日を追って実感している。組織では財務とマーケティングの専門家が常にコミュニケーションを取りながら連携していくことが大切だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿