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2010年1月9日土曜日

”トップマネジメント以外はすべてアウトソーシングできる。”(P.F.ドラッカー)

 
本日の”ドラッカー 365の金言”は、「ネクスト・ソサイエティ」からの抜粋で、トップマネジメントが集中すべき仕事について。

”トップマネジメント以外はすべてアウトソーシングできる。”というタイトルになっているが、アウトソーシングの推奨についての説明ではなく、根底にあるメッセージは、「使命や価値観の確立と主要資源の保全に集中せよ」というものだ。

2002年に出版された本書「ネクスト・ソサイエティ」によると、トップマネジメント(最高経営者層)の責務は、下記の通りである。

方向、戦略、価値、原則、構造、内部関係、外部提携、パートナーシップ、合弁、研究、開発、設計、イノベーション、人と金のマネジメント、政府・世論・マスコミ・労組との関わり


トップマネジメントは上記全てを調整しつつ、組織の3つの側面(①経済機関、②人的機関、③社会機関)をバランスさせることにより、組織を一人の人として社会に存続させることが可能となる。

このページで説明されているとおり、これまで富と雇用の創出が主な目的だったのに対し、ネクスト・ソサイエティ(次なる時代)における組織では、社会機関としての役割がより重要視されてくる。

よって、「組織に魂を吹き込む」のが我々の仕事となってくる。

トップマネジメントにとって、未熟な組織を”一人の自立した社会人”に育て、社会に送り出すのが主たる仕事となってくるのだと思う。

組織運営に必要となる、他のいずれの仕事もアウトソーシングできるが、この”魂を吹き込む”仕事、すなわち使命や価値観、ビジョンの確立についてはトップマネジメントの専管とすべき仕事である。

当ブログの読者には、トップマネジメント以外の方も多いと思う。本日の内容を読んで、いかなる感情が生まれただろうか?

もし、あなたが”アウトソースされるべき他の仕事”ではなく、”組織に魂を吹き込む”トップマネジメントの仕事に少しでも興味を持ったのであれば、それがどんなに小さな組織でも構わない、今すぐその道を踏み出して欲しい。

社会には一人でも多くの”自立した人(組織)”が必要とされているのだ。
良き組織を育成する情熱さえあれば、スキルは必ず後からついてくる。


Today's Question.
Q:誰にもアウトソーシングできないような仕事をしていますか?

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1月10日”自立した組織に変わるものは全体主義による独裁である。”
自由の尊厳のためにも、成果を上げるマネジメントが必要です。明日もお楽しみに。

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