本日の”ドラッカー365の金言”は、自らの強みを存分に活かすことのできる”機会”をつかむことによって、より大きな貢献が可能となり、社会に違いをもたらすことができる、という内容。
ここ数日のページでも触れられてきた様に、”真の強み”は”価値観”と一致させるのが望ましい。そしてその強みに集中することで、更にその強みを強化するための”アンテナ”を立てることができる様になる。
これはちょうど、ネットにおいて、検索するためのキーワードが明確になる感覚と似ている様に思う。パソコンや回線など、インフラが整っていたとしても、適切な検索キーワードが決まらないことには、目的達成に不可欠な情報にたどり着くのが困難だ。
「だれに、何を、どのように求められ、それを実現する方法は何か?そして、要するにそれは一言で言うと何なのか?」という具合に、自らについて「5つの質問」を投げかけてみることで、機会を見つけるための具体的な行動が明らかになってくる。
①わたしの使命は何か?
②わたしの顧客(貢献すべき相手)は誰か?
③顧客にとっての価値は何か?
④わたしの成果は何か?
⑤わたしの計画は何か?
まさにこのプロセスは、社会における、”自分のマーケティング”である。
特に①〜③を繰り返し考え続けることで、それに適した具体的行動に修正が必要となるはずだ。そして、これらの問いに対する答えが明確になることによって、行動や言動に一貫性が出てくる。
そのため、周囲から見ても、”彼(または彼女)の専門は○○だから、○○の時に連絡すればいい。”といった、一種の”分かり易さ”がでてくるし、周囲の人が、「それは確かに必要だ。」と思ってくれることで、自分のために積極的に”アンテナ”を立て始めてくれるのだ。
目的を明確にし、貢献すべき相手に惜しみなく自らの強みを発揮し続けることで、より素晴らしい機会に導かれていくのではないだろうか。小手先の計画や運に頼るのではなく、問いつづけながら、人事を尽くして天命を待ってみよう。
Today's Questions.
Q:□□□の部分が20文字以内だとしたら、どの様な言葉が入るべきですか?「○○さん(自分)という人がいてね、□□□□□□□□□□□人なんだよ。彼(または彼女)に連絡してあなたの事、紹介してあげるね。」
Q:自分を、より多くの人に紹介したくなる人にするために、何が不足していますか?
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9月15日”組織は信頼によって成立し信頼はコミュニケーションと相互理解によって成立する。”
本日の内容と少し重なりますが、組織内において自らの強みを相互で理解する重要性について説明されています。明日もお楽しみに。
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