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2010年2月2日火曜日

”新しい現実を機会としなければならない。”(P.F.ドラッカー)

 
本日の”ドラッカー 365の金言”は、「乱気流時代の経営(原著:Managing in Turbulent Times)」からの抜粋。

ここでドラッカー教授は、”新しい現実(new realities)”は、誰かの期待や幻想によるものではなく、一方的かつ自動的にやってくるものであり、それと正面から向き合うことができる者のみが大きな成果をあげられる、といった説明をしている。

新しい現実、つまり社会の変化は、勝手にやってくる。
それ自体は我々のように感情を持たない。

未来の社会が「今のままであってほしい。」「こうであってほしい。」「こうあるべきだ。」と(特にリーダー達が)強く願ったとしても、”より危険な乱気流”を生じさせ、周囲を路頭に迷わせるだけだ。

合気道の如く、相手(この場合、”新しい現実”)の本質を理解し、受け入れ、応用することでより粘り強い組織にすることができる。

…と言うのは簡単だが、自分だけでなく、組織全体でこれを実現するのは実際の所、至難の業である。

なぜなら、そもそも我々は動物であり、”現状維持”の機能、いわゆるホメオスタシス(恒常性)が体の機能として備わっている。

他の動物のように自らの”生命の危機”を感じた時は、反撃や逃走等、異なる行動に出ることができるが、ビジネス組織においては”生命の危機”ではなく、”組織の危険”に基づいて早い段階から従来と異なる行動を始めなければならない。

組織でこれを実現するには、まず全体がこうした事を認知することが大切だ。

①”新しい現実”は感情なしに一方的にやってくる
②感情だけではね除けようとしても、新たな矛盾が生じるだけである
③変化からの回避は、人に備わった当然の機能である
④ビジネスでは生命の危機ではなく、組織の危険に基づく必要がある
⑤変化と向き合えた者(又は組織)だけが、それを武器にすることができる
⑥変化への順応を楽しむことも可能である

我々の脳は、まずは”新しい現実”を拒否する。しかし、仲間と勇気をもって正面から観察してみると、そこには必ず次の一手につながるチャンスが見えてくるはずだ。


Today's Question.
Q:レクリエーションなど、何らかの活動の運営を任せることで、組織が”新しい現実”と親しむ方法がありますか?

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2月3日”今日において重要なのは肉体労働者でない人たちの生産性である。”
明日もお楽しみに。

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