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2010年2月11日木曜日

”マネジメントとは人にかかわることである。”(P.F.ドラッカー)

 
本日の”ドラッカー 365の金言”は、「新しい現実(The New Realities)」という本からの抜粋。

本日のタイトルは”マネジメントの人間的側面”となっており、人と人が力(強み)を合わせて成果を上げることによって、そこにいる一人ひとりの”弱み”は無意味なものとするのが”マネジメント”であり、組織の目的である、との説明がなされている。

そして、ドラッカー教授は、”だからこそ、マネジメントは(社会にとって)重大であり、決定的な要素である。”と言う。

次に、マネジメントが個人の意思決定(判断や選択)を基盤としているからこそ、お互いに”相手にとって何が得意で、何をしようとしているのか”を深く理解し合っている必要がある、と説明している。

組織の一員である以上、たとえトップマネジメント(経営者層)であっても、自分にない強みを他の誰かが発揮することによって生活が成り立っている。

組織を構成する人が持つ貴重なリソース(資源)を最大限に活かすには、お互いのリソースをまずは理解するのが先決だ。

お互いの”強み”を求め合い、見つかったそれらに全員で心から感謝し、丁寧に組織に織り込んでいくことによって、組織の(社会に対する)新たな貢献力に寄与するはずだ。

また組織の使命達成のため、自らのリソース(その人が持つ強み)を惜しみなく提供する人や、他の”強み”を引き出すことに尽力する人は、組織にとって”現物出資者”と同様の価値がある。

そうした人こそが常に高く評価され、常に最大限の支援を受けられる組織でなければならないと思う。


Today's Questions.
Q:あなたの強みはなんですか?
Q:他の人はそれらをどの程度知っているでしょう?
Q:他の人の強みを、あなたはどの程度知っているでしょう?
Q:プライベートの強みなんて仕事に活用できないと過小評価していませんか?

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2月12日”傍観者には役者と観客には見えないものが見える。”
明日もお楽しみに。

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