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2010年2月1日月曜日

”われわれは新しい現実へのわたる峠を越えつつある。”(P.F.ドラッカー)

 
(1/27〜30の間、中国に出張しておりましたが、中国当局による検閲のため、当ブログサービス”Blogger”全体へのアクセスが全くできず、更新が滞ってしまいました。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、深くお詫び申し上げます。)

本日の”ドラッカー 365の金言”は、「断絶の時代(1968,1969)」「新しい現実(1989)」「ポスト資本主義社会(1993)」からの抜粋。

このページでは、我々が今まさに目の当たりにしている”数百年に一度”の時代の大転換が、世界的なビジネスの構造変化と共に訪れることについて説明されている。

ドラッカー教授は、我々の世界観、価値観、社会構造、政治構造、芸術、制度は数十年で少しずつ変化しながら、次の全く新しい世界に移行する準備をする、としており、人口動態に見る労働力の変化についても触れられている。人口動態の確認は世界のトレンドを掴むためにとても有効であるとしていた。現時点の出生状況が労働力に影響し始めるまでおよそ20年かかり、それまでに備えることが可能だからだ。

生前、ドラッカー教授は特に先進国における出生率の低下による深刻な労働力不足を予測し、先進国は、知識労働の生産性向上(つまり”工夫による効率化”)と外国人の受け入れによって不足した労働力を補うことになるだろう、としていた。

そのため、学生が減る方向にある高等教育機関にて社会人が学び、知識労働の生産性を向上できるような環境整備が必要であるとしていた。

今後、日本を含む先進国では少子高齢化が急速に進み、発展途上国では人口は増え続け、2050年には世界の総人口は90億人に増えるとの見通しがされている。1950年の時点では25億人だったので、このたった100年間で世界の人口が約3.6倍に増える計算だ。

人口についてはネット上に様々な視点でグラフが存在するので、それらを確認し、今後の意思決定に大いに役立てたい。


Today's Question.
Q:急速に進む少子高齢化。あなたの事業に今後どの様な影響を及ボス可能性がありますか?

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2月2日”新しい現実を機会としなければならない。”
やがて訪れる新しい現実を敵とするか、見方とするか?明日もお楽しみに。

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