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2009年11月9日月曜日

”未来は望めば起こるわけではない。”(P.F.ドラッカー)

 
本日の”ドラッカー 365の金言”も昨日に引き続き、「マネジメントー課題、責任、実践」からの抜粋で、今日の思考と行動に未来を折り込む大切さについて説明されている。

The future requires decisionsーnow. It imposes riskーnow. It requires actionーnow. It demands allocation of resources, and above all, of human resourcesーnow. It requires workーnow.(P.F. Drucker, "The Daily Drucker", p.343, Harper Business)

”未来”は、”今”、決定を必要としている。”今”、リスクを課している。”今”、実行を必要としている。”今”、リソースの分配(特に人材)を要求している。”今”、仕事を必要としている。(同上 中村克海訳)


”未来”と向き合うのは辛い。それは”今”を否定することになりかねないからだ。しかし、”今”とは異なる”未来”は望もうと望まざると、いつかは必ず組織の外からやってくる。

ならば、未来にはやみくもに逆らわず、身(組織)を委ねる事を楽しみ、合気道のようにその力を応用することを考えよう。ドラッカー教授も「変化はコントロールできない。できるのはその先頭に立つ事だけである。」としている。

考え方次第で”脅威”は”機会”になりうる。

昨日の展示会の話の様に、”すでに起こった未来”を察知するためには、少しだけ特殊なアンテナ(心構え)が必要だと感じている。それは、”起こっていること全てにラポールを取る”(8月31日の記事参照)というアンテナだ。

自らの事業の根底を揺るがすような”不都合な事実”であっても、”それはなるべくしてなっている。”と淡々と受け止め、粛々と”今”を修正し続けよう。


Today's Questions.
Q:今、なすべきことは何ですか?
Q:今、なさざるべきことは何ですか?

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11月10日”現在行っていることの廃棄は体系的に行わなければならない。”
有名な”体系的廃棄”に関する説明です。明日もお楽しみに。

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